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第16回 クラウンとのふれ合い
 
 “太陽のサーカス”シルク・ドゥ・ソレイユ。そのエンターテインメントを堪能できる日本初の常設劇場「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」が10月1日、東京ディズニーリゾートに誕生する。初演目となるオリジナルの「ZED(ゼッド)」の上演が待ちきれないと、“いま最も旬な男”俳優の小栗旬さんがシルク・ドゥ・ソレイユの原点を体感、その華やかな舞台の裏側を探り、「ZED」の魅力とシアターの全ぼうを、映像、多数のビジュアルで明らかにする連載16回目。小栗さんは、シアターを盛り上げるクラウン(ピエロ)たちとふれ合った。

 ◇

 常に最先端技術を取り入れ、未知の表現に突き進むシルク・ドゥ・ソレイユだが、一方では、古きよきサーカスの伝統も、しっかり引き継いでいる。開演前から客席に出没し、観客に愛嬌を振りまいているクラウンたちは、その好例。赤い鼻に大きな靴でちょこまか歩き回りながら、お客にいたずらしたり、笑われたりして場をなごませる姿は、シルク・ドゥ・ソレイユ作品になくてはならないアイコンだ。

 ラスベガスで観た各ショーで、観客を惹きつけ巻き込み、臨機応変に対応して笑いを勝ち取るそのワザに、小栗さんも舞台に立つ俳優として、興味津々だった様子。『ZED』のリハーサルまっただ中の劇場ロビーにも、そんな小栗さんを手ぐすね引いて待っているクラウンたちがいた。

 ノー・メイクにTシャツ&ジーンズ姿だというのに、ひと目見てクラウンだとわかってしまう、強烈なキャラクターの二人(ナトリア・アッカーマンとスタニスラフ・ボグダノフ)。「クラウンは言葉はあんまり使わないんだよ。俺たちバカだからさ」なんて言いながら、小栗さんにいろんな形が取りそろえてあるトレードマークの赤鼻から一つを選ばせ、「じゃあクラシカルなやつをやろう」と、まずはボクシング・ネタから。と思いきや相撲になったり、股をくぐったりとやりたい放題なことをして翻弄すると、休む間もなくシチュエーションは変わって、小栗さんを木に見立て、その実をついばむ鳥になるという遊びを始めた二人。演劇にも、台本なしで即興の寸劇を行う「エチュード」というトレーニングがあることだし、小栗さんも次第にその気になってきている感じではあったけれど、クラウンの二人は、そんなことは気にもとめず――あるいは、本気モードになったら勝ち目はないと思ったのか――サッサと退散してしまった。

「カメラがなければ、もっと思いっきりできたんだけどなあ……」

 と、ちょっと悔しそうな、俳優・小栗旬。今度あったら、やり返されるかもですよ、やり逃げのお二人。(伊達なつめ)

 2008年9月18日
http://mainichi.jp/enta/geinou/zed/graph/16/


存圖請洽
http://mainichi.jp/enta/geinou/zed/graph/16/1.jpg
共23張 請用fg的批次下載
下載影片請洽
http://202.218.236.145/userdir/48227968/48227968peevee202090.flv

第15回就這樣被我遺忘了XDD
這次的圖我很愛呀~
尤其是版頭那張
正所謂婀娜多姿 身段非常之好! 噗~




































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